各種借金の「借り換え」でのメリットを最大限に引き出すためのコツ

借り換えをするときの注意点

住宅ローンやフリーローンなどを含めたカードローン、そのほかにも借金があればそれらをまとめて一つの借り入れにしてしまう「おまとめローン」など借金を借り替えるということは決して珍しいことではありません。借りたお金を借り替えるときにはどのようなことに注意して、どのような方法でそのメリットを最大限に生かすのでしょうか。

まず、借り換えを行うときには「なぜ借り替えるか」という部分をしっかりと確認しながら進めていく必要があります。多くの場合には金利が安いと言う理由を第一に挙げると思いますが、よくよく調べてみるとメリットはそれだけではないことも多々あります。支払日や支払い金額、支払い方法、そのほかにも何らかのプラスの要因が発生することもあるでしょう。

なぜ駆りかえるか

このように大きなものから小さいものまで多くのメリットが考えられるときには注意が必要です。それは当初借り換えによって得ようと思っていたメリットの比重が下がり、他の要因に気が向いてしまうことがあるからです。まず、その借り換えで何がいいのかについて優先順位を付け、その上位のほうの条件から満たしていく必要があるでしょう。

まずは金利ですがほとんどの人はこの金利を忘れることはないので大丈夫だとは思います。しかし、金利ばかりに目が行ってしまうと他の要素がおざなりになることもあります。いくら金利が低かったとしても月々の支払いにかかるコストが大きくなるのであればトータルするとマイナスと言うことも無きにしもあらず、です。

借り換えで発生する費用を考える

支払うときの手間も考えなければいけないこともあるかもしれません。今まで出来ていた支払いが出来なくなる、今まで使っていた口座が使えなくなる、自動ではなく自分で振り込む必要がある、今まではかかっていなかった振込み手数料がかかる、借り換えするのに経費がかかるなどなど、思いもよらなかったような部分で今までの支払いとは違う経験の無い事態に戸惑うようなこともあるのです。

特に各種手数料や経費がかかるのであれば最終的に確認してみるとあまり得ではなく事務手続きの労力がもったいないと感じれる程度のメリットしかないようなことも少なくはありません。また、最終的な金額は大きく変わらないのに手続きがかなり煩わしいということもあります。必要書類の確認など手続きを始めてしまって面倒が重なるようであれば、軽減される金額がその手間に見合うものかどうか検討する必要もあるでしょう。

まずは試算から

今では各業者の窓口に行かなくてもインターネット上で借り換えの試算などを行うことの出来るサイトもあります。特に現在のように金利の低い状況はこの先それほど長くは続かないでしょう。現在の状態に慣れすぎるとついつい借り換えを後回しにしてしまいがちですがこれから徐々に金利が上昇してくることを考えるのであれば、今のうちに借り換えを行っておくほうが良いことは紛れも無い事実でしょう。

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