他社借り入れがあるひとがカードローン審査に通るためのテクニック
少なくなれば必要に感じることも増える
お金は手元に無いときに必要になり、必要になったときにはそれが重なると言うことも珍しくありません。このような状況になれば借り入れは一社からだけでは追いつかずに最終的には複数の会社から借り入れを行うことになります。また、一度借り入れをしてしまうとそこから更に借り入れを行わなければならないようなことも少なくないでしょう。この場合にも最終的には複数の会社から借り入れることを検討するようになるのではないでしょうか。
このように複数の会社から借り入れを行おうと考えるときには気をつけておかなければならないことがあります。まず一つは全体の借り入れ金額をしっかりと把握しておくこと、そして全体の借り入れ金額の合計によって借り入れを願い出る先を変更することなどです。これを怠れば追加の融資を受けられないと言うだけではなく、その後も暫くの間は申し込みしても審査に通らないと言う悲劇的な状態になってしまうこともあります。
現在の借り入れ金額の重要性
まず、全体の金額の把握は何のために必要なのでしょうか。これは全体の借り入れ金額が自分の年収の三分の一に達していないかという確認のために必要です。既に法律が改正されて長い時間が経過していますので既に知っているという人も多いでしょうが、「貸金業法」と呼ばれる法律に基づいて営業をしている貸金業者は借り入れ希望者の借り入れが年収の三分の一を超えるような場合には貸付をしてはいけないと言う決まりごとがあるのです。
「ギリギリ」は「超えている」と考えよう
これを知らずに、もしくは知っていたとしても「ギリギリだから大丈夫」と、勝手に解釈をして申し込んでしまえばその時点で申し込みの履歴が残ります。最終的にはもちろん審査は通りません。審査には通らないとしても信用情報には申し込みの履歴が残ります。最終的に他の消費者金融で申し込もうとしても短期間で何度も新規申し込みを行っている「申し込みブラック」の利用者となり暫くの期間は新規借り入れができなくなります。
申し込んでからでは遅い
仮にこのときに申し込みブラックの仕組みや年収の三分の一のルールをしったとしてもそのときは後の祭りです。信用情報に申し込みの履歴は残ってしまっており、半年程度が経過しない限りは例え年収の三分の一のルールが無い銀行で借りようとしても「申し込みブラック」ということで借り入れはできません。
今回の借り入れでも年収の三分の一に満たない、更に年収の三分の一の80%程度に納まると言うのであればたとえ複数の会社で借り入れがあったとしても特に気にすることなく銀行でも消費者金融でも好きなところに申し込んで特段に問題はありません。しかし三分の一を超える、もしくはギリギリのような場合にはまず、銀行での借り入れを願い出ましょう。
一番大切なこととは…
そして大切なのは信用情報をムダに傷つけないことも重要です。「ダメなら他のところに申し込もう」は使えない甘い考えです。今ある借金をしっかりと支払い、無駄な申し込みをしなければ信用情報が大きく傷つくことはありません。それでもどうしても借りれないような場合には最終的に選んではいけない闇金融への道を選んでしまうことにもなりかねません。