滞納で苦しまないための、借金滞納トラブルを防ぐ特別テクニック集
借金を滞納するとどうなる?
借金の支払いを滞納すれば当然ながら多くの問題に向き合わなければならなくなってきます。実際に支払いを滞納したときにはどのような事態になるのでしょう。滞納したときにどのような問題が発生するのかをしっかりと把握してそれらトラブルを出来るだけ回避するためにはどのような方法があるのかを知り、対策を行っていきましょう。
支払いが遅れたときにやってくる最初の問題は電話での連絡です。この段階ではまだそれほど大きな問題には発展しないことがほとんどでしょう。大切なのは電話に出ること。そして支払いが遅れると言うことと支払いが可能な時期を明示しましょう。仮に入金の予定が無かったとしても「いつになるか分からない」では電話をかけたほうも納得することができません。
次がいつになるかを明示する
情報として知っておかなければならないのはあくまでも電話をかけているのは電話をかける専門の部署のスタッフであることが多いと言うことです。特に大手の貸金業者や銀行などはほとんどがこのパターンと考えて間違いありません。そうなるとできるだけ電話での精神的負担を軽減するためには現時点で支払い可能な金額と、支払いが可能な日を告げればそれで電話を切ることができるのです。
よく悪質な取立ての例として夜間の連絡や訪問などが取り沙汰されていますが、これは21時から翌朝の8時までは電話連絡や訪問が禁止されているからです。しかしこの禁止事項をいいことに支払いから逃げていればそれは新たな、より複雑な問題が生じることになりかねません。支払いが遅れるときに大切なのは電話に出て次の約束をするということなのです。
支払っていれば大きな問題にはならない
このような支払いの遅延が続いていたとしてもその後の支払いがしっかりと行われているようであればそこから先に問題は発展しないことがほとんどです。しかし金額的には遅延損害金という高額な金利を請求されることになり、決して債務者にとって有利であるとは言いがたい状況になります。
更に遅延だけではなく滞納するようになれば今度は一括で支払いを行うことを求められるようになります。毎月の返済が出来ないのに一括で返済が出来るわけもなく無駄な行為であることは間違いありません。しかしこの段階でも放置していればやがて裁判となり、将来的には財産の差し押さえとなる可能性も浮上してきます。
最終的には「法的手続」
この段階まで進んでくればそろそろ法的な手続きに移行することを検討したほうが良いでしょう。法的手続きを行えば新たな借り入れなどは出来なくなりますが、滞納が長期に渡っているのであればどのみち借り入れはまず不可能です。いっそのこと法的手続きを行ってしまったほうが利息の加算も停止し、有利であると言えるでしょう。
とにかく大切なのは支払いが遅れる前に遅れると言うことを連絡して伝えておくことです。これを行っていれば電話に恐怖を感じる必要はありません。支払いが困難だからと言って命を取られるわけではありません。最終的な段階まで進んでいったとしても、せいぜい家にある財産を差し押さえされる程度です。
取り立てに恐怖を感じるのであればその時点で取り立てに問題があるというのが現在の世の中の見解です。しっかりと支払っていくことは大切であることには間違いはありませんが、最終的には法的手続きを行うことで全てを「0(ゼロ)」にすることができるのです。