カードローン審査結果が良くないときに確認しなければならないこと

審査に通らない理由を確認しよう

カードローンの審査に何度挑戦しても落選してしまうのには理由があります。もちろん債務整理や大きな滞納、長期間に渡る支払い遅延などが過去数年間の間にあるようであればそれは仕方の無いことでしょう。原因はこれら過去の過ちです。しかしそのようなこともないのに審査に通らないというのであればそこには隠れた理由が存在している可能性があります。

履歴はなくても借りれる

まず、ある程度の年齢になっているにも関わらずクレジットの履歴が無いことで新規の借り入れが出来ないと言うことがまことしやかに言われていますが、複数のカードローンの審査に通っていないのであればこれが原因と言うことはありません。アメリカなどのクレジットカード先進国でクレジットカードの利用暦が無いのであればこのようなこともあるかもしれませんが、日本で「履歴が無いから」と言う理由で借り入れが出来ないことは無いと考えても良いでしょう。

申し込みを立て続けに行うと借りれない

次に考えなければならないのは前回の申し込みがいつだったか、ということです。審査に通らなかったからと立て続けに申し込んでいるのであればその「立て続けに申し込んでいる」ということが審査に影響していることがあります。いわゆる「申し込みブラック」という状態です。

一つのカードローンに申し込めば審査の結果に関係なく申し込んだと言う事実が個人の信用情報として記録されます。その記録は信用情報機関によっても違いが有りますが概ね6ヶ月程度残ると言われており、たとえば前回の他社への申し込みから一ヶ月も経過していないような状況であればほぼ間違いなく借り入れの審査に通ることはありません。

限度額を超えれば借りれない

前回の審査から既に数年が経過しているのであれば借り入れの限度額が影響していることもあります。現在貸金業者で借り入れを行う場合には年収の三分の一までしか借り入れは行えなくなっています。それにも関わらず他社や無担保のローンなどを含めて年収の三分の一を超える借り入れを希望しているのであれば審査に通ることはありません。

書類に不備があると借りれない

年収の三分の一も超えていないのであれば今度は申し込み書類に記載している内容に誤りがないか良く確認しましょう。書類に不備があれば再度記入を促す連絡が入ることもあります。「ご期待に添えない」旨の郵便物や連絡が来ていないのであれば返送された郵便物が手元に付いていない事も考えられます。転送手続きをしていても「転送不要」の郵便物であれば受け取ることはできません。

借りるためには?

審査にできるだけスムーズに通るためには最初の申し込みで通す必要があるということです。何度も「数打てば当たる」という意識で申し込みをしていても絶対に審査には通りません。何度も申し込みをしているのであればまず半年程度の期間をあけることが何よりも重要になるでしょう。まずは「申し込みブラック」の状態を解消することが何よりも優先されます。

期間を十分に開けたのであれば出来るだけ書類に不備や虚偽がないように注意し、必要書類もしっかりとそろえた上で申し込みを行いましょう。身分証の住所と申込書の住所が違ったり、収入証明の会社と記入した勤務先が違ったりすればそれは審査には通りません。審査に通らない場合にはそれなりの理由があり、その理由を解消すれば問題なく審査に通るのが通常なのです。

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