低金利が良いという訳ではない!?借金は低金利である必要が無い理由
お金を借りるときに重要なこと
お金を借りようとするときにはその金利に注目することは良くあることでしょう。コンビニエンスストアなどで便利に使えることや主婦でも借入れが可能であること、そのほかにも学生でも借入れが可能であることなど借入れに関する条件には様々なものがありますが、多くの人が金利については必ず確認することでしょう。
しかし、この金利は低いほうがいいというのは今となっては少し古い考え方になってしまいました。現在はあまり金利の低さを考えることなく他の条件を優先的に見て借入先を選ぶことが重要になってきていると言えるのではないでしょうか。
もちろん金利は低いほうが良い!
もちろん、金利は低いほうがいいに決まっています。しかしそれはその金利差が大きい場合に限られます。もちろんカードローンにかかる金利は複利。そして年利に基づく日割り計算です。これだけ聞くとできるだけ低い金利で借りたほうが得のように感じます。しかし今の世の中の貸付の金利の設定においては正直「どこで借りても一緒」な金利設定になっています。
今ではその差は微々たるもの
もちろん、近年では違法と考えられるようになった金利で貸付を行っている業者からの借入れと、法定内の金利で貸付を行っている業者からの借入れでは当然ながら法定内の金利で貸付を行っている業者のほうが良いと言うことは間違い有りません。しかしこれは10%や5%という大きな金利の差が生じた場合の話です。
現在法定である20%以下の金利で貸付を行っているところで通常通り借りるのであればどこで借りても同じです。中には「3%~」などという最小金利を設定している業者も存在し、何も知らなければ思わずその低い金利に釣られてそのカードローンを選びがちですが、結局最終的な借入れのときにこの最低の金利で借入れができるような状況はほとんどありません。
仮に最低の金利で借入れができるような就職先、年収などに望まれているような環境であれば、どこのカードローンでも同様に低い金利で借りることができるはずです。確かに金利は出来るだけ低いほうがいいということは紛れも無い事実ですが、その差が1%に満たないようなものであれば支払いに大きく影響するようなものではないのです。
低金利は必ずしも選択肢にはならない
低金利でお金を貸すことが出来る理由はいくつか存在します。元々会社規模が大きいか、会社規模が小さく顧客の確保が難しいため低金利に設定しているかどちらかです。大手の企業で金利が低いのであれば問題はそれほどありませんが、小さな企業で大手と同様低金利競争に走っているような業者であれば将来的に経営に問題が出てくることもあるでしょう。
大きな会社は大きな会社なりのメリットがあり、小さな企業は小さな企業なりのメリットがあります。金利が少し高くても地元に密着したきめ細かいサービスを行っている貸金業者もあるでしょう。大切なのは金利だけではなくその他の条件にも目を向けて借入れを行うことが何よりも重要と言えるのです。